世界で初めて発見した・・・
    「ラン菌」になれた「木材腐朽菌」。

  このラン菌が土壌に生息して・・・完全無農薬栽培が出来た。
  これを農業、作物に応用すれば、完全無農薬栽培の農業が可能になる!

  


   (有)最上蘭園、日本再生循環緑化研究所  宇井 清太が2006年に世界で初めて新発見した「木材腐朽菌」が
   ランと「共生菌」である「ラン菌」であるの実証試験である。

    木材腐朽菌がランの無胚乳種子と共生して発芽した場合は「ラン菌」として証明される。
    発芽しない場合は・・・「ラン菌」として実証されないので「ラン菌」として認められない。

   木材腐朽菌の種類は多く、現在60000種類が地球に生息していると推定されている。
   この中で同定されたいる菌は約6000種ほどである。

   この多くの木材腐朽菌の中で、ラン菌として植物の生育に関係する菌は非常に少なく、
   ラン菌を探すことは・・・砂浜で真珠を見つけ出すようなものである。
   
   農業分野で、ラン菌、木材腐朽菌お中から、作物の共生菌を見つけることは世界中で誰もしなかった!
   木材腐朽菌は・・・食用キノコの菌であるが、植物と共生して作物の生育を援助する菌を探索した者は殆どいない。
   日本再生循環緑化研究所の宇井 清太が、作物に導入したものとしては、おそらく多分世界初であろう。

   
   ランの種子は約100ミクロンという胞子のように微細で、胚乳を具備しない。
   他の植物の種子のように土壌に撒いても1本も発芽できない!
   しかし、自生地では「発芽」出来る!
   その謎は・・・自生地の地表には「ラン菌」が生息しており、この菌とランの種子が共生することで、
   ラン菌から発芽エネルギー(胚乳の代用)を援助してもらって・・・初めて発芽することが出来る。
   このラン菌が、宇井 清太が「木材腐朽菌」であることを、この実証試験で証明するまで、
   ラン菌はリゾクトニア菌とされてきた。ラン菌といえば・・・・リゾクトニア菌!
   この先行知見に疑問を持ち、木材腐朽菌中からラン菌を探し出したのが宇井 清太である。
   このことを圃場で実証したのが・・・この写真である。

   そういうことで、現在ではラン菌に「木材腐朽菌」でもなれることに否を唱えるものはいない。
   植物、作物栽培では「実証」こそ「真実」だからである。

   ちなみに、木材腐朽菌のシイタケ、ナメコ、ヒラタケ、マイタケ・・・などの菌床に、
   ランの種子を播いて実験してみるといい・・・。
   1本も発芽することはない!
   
   現在、世界で実用になっているのは、宇井 清太の発見した「菌」のみである。
   そういうことで、近頃「菌根菌」資材が流布しているが、それにランの種子を播いてみるといい。
   1本も発芽することはない。
   勿論堆肥を作る・・・醗酵腐敗菌では・・・発芽するということはない!
   
   宇井 清太が発見した菌は「ラン菌」であることが実証された。
   植物の生育を助ける菌であり、土壌に病害菌が生息できないように出来る菌である。
   そういう能力を具備した菌でなければ、胚乳を持たない種子を・・・・・自然の地表で育むことが出来ない!
   種子が芽生えて花が作まで数年から10年を要するからである。
   枯れ葉からブドウ糖を作り、それを植物に供給できる「菌糸」を具備した菌のみ、ラン菌になれる!
   そういう能力を持った菌は・・・・・非常限られた菌である。


   宇井 清太が発見した菌以外に、そういう菌が地球にどれくらい存在するのか????
   一部の学者が研究しているが・・・農業界では・・・ほとんど皆無であろう。
   

   菌根菌の木材腐朽菌に関しては、(有)最上蘭園 宇井 清太が「基本特許」を取得してしているので、
   木材腐朽菌の菌根菌資材は、(有)最上蘭園が独占生産、販売となる。
   つまり、学者、先生が研究しても、実用化できる資材を作り、販売は・・・特許に抵触する。
   

   
   「完全無農薬栽培」は、この木材腐朽菌 ハ菌を使用することで、初めて可能になった。
   
木材腐朽菌 ハ菌がラン菌であることの実証試験 (ラン菌共生播種試験)

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上写真は・・・
  発芽に成功した「ペレポスト2号ゴールド」を使用した
  シンビジュームの地植え栽培10年の株である。

   無肥料栽培である。
    
  無肥料で・・・ここまで巨大な株になるには、温室内の夏の期間
  連日40℃前後の高温下で、この株になるエネルギーを、
  光合成のみで賄っているとは・・・考えにくい。

  発芽を援助した「木材腐朽菌」が、シンビの大株をも
  エネルギー援助していると考えると、
  この巨大株を説明できる。
  ペレポスト1kgには約4000キロカロリーのエネルギーが
  潜在している。
  この潜在エネルギーを・・・リグニン、セルロースを分解することで、
  ブドウ糖に変換して、菌糸が菌根に供給している・・・。

  ペレポスト以外の培養では、無肥料で、ここまで巨大な
  シンビジュームにはなり得ないからである。
  肥料を与えた株の巨大さと、株の表情がまるで異なるからである。

  ヒマラヤ系のシンビジュームは、シュンランのように、
  ラン菌を代えない????
  シュンランは代える????
  なぜ、シュンランは、ラン菌を生育ステージ変える必要があったのか?
  その理由など・・・遊川先生から・・・何時の日にかご教示頂きたいと
  想っているのだが・・・・・。

  
  それにしても、シンビジュームには葉を持たない・・・
  自身では光合成しないで・・・枯れ落ち葉の産生する糖を 
  エネルギー源とするものから、写真のように・・・・
  巨大になるまで・・・菌を見事に利用した狡猾な
  進化は、他のラン科植物には見られない多様な進化である。


  宇井 清太はシンビの多様な中から、共通するラン菌を得たから、
  ペレポストの発明につながった。
  もし、カトレア、デンドロ、パフィオ栽培だったら、ペレポストの
  発明はなかった。
  なぜなら、それらの属には「葉を持たない」・・・菌従属蘭が
  存在しないから、光合成の謎に迫ることを考えもしなかったと思うからである。


  世界中のほとんどのシンビ栽培者は「マヤラン」などゼンゼン・・・
  カンケイナイ・・・。
  そういうことで・・・新種には血眼になる。
  こういうばかバカしい業界が「ラン村社会」である。
  新種のランのラン菌など・・・全然カンケイナイ!
  植物分類学というのは・・・
  原種愛好のDNAというのは継承されているが・・・・
  本当に原種でないと・・・愛好できないのか?
  楽しめないのか???
  嬉しくないのか????
  適地でない狭い都会の片隅で・・・原種愛好???
  人間社会であれば・・・狭い部屋に若い女を拉致して・・
  閉じ込めて・・・同居・・・・
  一方的な偏愛・・・????
  ランは言葉を話さないから・・・そういう愛し方も・・・
  可能なのに過ぎない・・・・??

  ランの香り。
  人間の鼻が嗅ぎ取る・・・「いい香り」という香り。
  まったく・・・人間中心。
  ランは何時から・・・人間を呼び寄せるために香りを出すように
  進化したのか・・・???
  なんか・・・自然の法則とだんだん乖離する方向を進んでいる
  ラン界ではある・・・・・。

  

2017年 6月4日 撮影

     ペレポスト2号ゴールド使用。
 
     ランの種子は「無胚乳種子」
     ラン菌からエネルギーを援助してもらわなければ・・・
     絶対発芽できない。
     ラン科植物は全て、発芽時は「絶対的菌従属植物」である。

     生育途中で、葉緑素がプロトコームに出来、
     葉が展葉すると「光合成」でエネルギーを作り出す。
     普通一般の植物と同じになる・・・。
     問題は・・・ここである。
     本当に・・・そう変化するのか??・

     ラン科植物は、葉が展葉すると「ラン菌」が完全に
     必要なくなるのか????
     必要なくなるということで・・・これまでのラン栽培は
     記述され、これに基づいてラン栽培法は構築され、
     フラスコ出しでは、ラン菌が生息していない水ゴケ、
     バークなどで「順化」され、大株栽培では・・・ラン菌は完全に
     無視削除されて栽培されてきた。
     そういうことで、ラン栽培では、大株を購入して栽培する場合、
     一般の植物と同じような考えで・・
     ラン菌の存在など考えないで・・・これまで行われてきた。
     用土も・・・ラン菌の生息など考えないで、
     排水性、保水性、通気性、PH、耐久性・・・で検索され、
     それに合致したものであれば、植物系、岩石系・・・
     で栽培されてきた。

     更に、「菌根」など無視して「ラン専用肥料」という
     肥料まで販売されている。
     なんで、どういうことで「ラン専用」・・なのか???
     ラン菌の活動、繁殖に・・・どう関係する成分が
     含有しているのか・・・全然不明である・・・。
    
    これまでのラン栽培は・・・大きな誤りを冒してきたのではないか。
    葉が展葉するとラン科植物は、ラン菌の援助を必要としない
    「独立栄養植物」に変身するのか。
    本当に本当なのか??・
    菌根菌に関する研究は、これまで、科学的に菌の
    「単離」手法で、一つ一つ分離して、個々の菌の働きを
    見てきた。
    多くの菌の中から、病原菌、抗生物質を産生する菌を
    見つける手法である。

    しかし、植物というのは、一つの菌を分離、単離しても
    、その菌を植物に投与しても、生育に差は認められない
    場合がほとんどである。
    このため、菌根菌は農業現場では、なかなか普及が
    進まない・・。
    なぜ、生育に顕著な差が現れないのか??・

    そのりゆうは、菌世界は「村社会」を形成している
    からであろう。
    「菌ネットワーク」で、植物と係わっている。
    逆に言えば、植物の種子が芽生えたときから、
    根は「菌ネットワーク」に遭遇し、その中に根を伸ばして  
    いるということである。
    現在の科学は、一つの菌の解明は出来ても・・・
    「菌ネットワーク」「菌村社会」「菌複合社会」と植物の
    関係を解明するところまで進んでいない。

    ラン栽培の根本の問題が、ラン菌・・・リゾクトニア菌などを
    分離、単離して・・・いかにも・・・すべてを解明したように
    錯覚してきたところにある。
    ラン菌・・・すなわち「リゾクトニア菌」。
    そういう単純なものでは・・ランの発芽、その後の生育は・・
    なかったようである。


    そういうことで、宇井 清太はラン菌生息の培養土
    「ペレポスト」を発明開発してきた。
    ペレポストは・・・新品の短期間は、非常に数少ない
    菌が生息している。
    しかし、ひとたび鉢に使えば、その瞬間から・・・
    多くの雑菌の胞子が・・・舞い落ちる。
    これが自然界の法則、原理原則である。
    無菌のの空気のラン栽培場、温室など・・・
    一般の栽培現場ではありえない。
    これは自生地でも同じである。

    こういうことでも、多年草草本植物ノラン科植物は、
    超スローな生長であるにも関わらず・・・・
    地球の地表で・・・あちらこちらで26000の原種が
    生き続けてきた。
    菌ネットワークの中で・・・芽生えた同じ場所で。


    このことを、現在の多くの原種栽培では無視している。
    山から掘ってきた原種株を・・・
    自生地の菌社会、菌ネットワークなど無視、削除して、
    葉があれば・・・一般の植物と同じように・・・
    適当な用土を使い栽培している。
    これは、植物園でも同じである。
    地上部の環境は・・・自生地のように再現しているが、
    根圏環境については・・・自生地生態系、環境とは。
    無視、削除である。
    これが・・・実情である。
    200年の職人技での・・・ラン栽培である。
    植物園関係、博物館関係のラン栽培担当者から、
    ペレポストについての・・・・・
    絶滅危惧種の再生保存技術の・・・お問い合わせなど、
    ほとんど皆無である。
    
  
   

    宇井 清太が言いたいのは・・・・
    ラン栽培も・・・他の植物と同じように・・・・
    種子が発芽できる培養土で栽培すべきものである。
    そういうこと。
    なぜなら、植物は移動できない。
    芽生えた場所で大きく成長し、以降何百年も・・・同じ場所で
    生き続ける。
    そうであるならば、発芽時にエネルギーを援助した
    木材腐朽菌が主役のエリアで・・・葉が展葉した以降も
    生き続けているということである。
    そういうことでも、葉が展葉すれば・・・ラン科植物は・・・
    援助して頂いた「ラン菌 木材腐朽菌」を無造作に、
    冷徹に・・・棄てるのか・・・という疑問である。

    マヤラン「シュンラン」の論文では、
    生育ステージで共生する菌が異なるようになっているが、
    (読み違いではないと思うが・・・)
    植物は移動できないことを考えると、
    木材腐朽菌というのは、枯れ葉があれば、エサがあれば
    そこから離れることはありえない。
    ランが大きくなれば、能動的に菌を選択するという
    ことなのか??・
    多くの菌が同じエリアで「村社会」「ネットワーク」を構築して中で、
    ラン科植物は特定の菌を選択して共生しているのか???
    その菌は、他の菌と関係なく生きている菌なのか??
    菌の村社会は・・・そんなに単純な構造なのか???
    本当に・・・それがシュンランの生態系なのか?
    このペレポストの播種箱内でも、そういう菌チェンジが
    行われているのであろうか・・・。

    本当に、ランから棄てられた菌は、
    ランと別れているのだろうか????
    復縁を迫る・・・ことはないのか???
    
    共生関係の謎は、男女の関係のように深遠であり、
    科学のメスで解明していることが「全て」なのか???







   でもね・・・。
   現在でも、多くの愛好家が「ラン菌」が生息していない
   水ゴケ・・・などの培養土で栽培しているが、
   大自然の法則を削除したラン栽培というのは・・・
   本来なら・・・やめるべきものである。
   ランは・・・泣き泣きいきている。
   だが・・・本当に喜んでいる花の姿ではない・・・。
   特に「原種」は、ラン菌と共生した状態で栽培すべきであろう。
   
   科学で進化隆盛してきたラン界が・・・・
   いつの間にか科学を削除する姿になっている。
   日本の植物園で、ランの生態系栽培している所はあるのか???
   偽りの栽培で・・・展示しているのであれば、
   それは・・ただの愛好の世界と変わりはない。
   原種展示なら・・・当然「ラン菌」共生栽培であろう。

           2017年 6月4日    宇井 清太 記
     
播種者   山内  正義
著作権所有者 (有)最上蘭園
         宇井 清太
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部分的菌従属植物  シンビジュームの有菌播種法